ソーシャル プレーヤーへの10の質問

野生の世界は野生のままに

質問1:どのような社会の問題を解決しようとして活動を始めたのですか?
野生生物とその世界が、人間社会に強く影響されることなく、人間社会の助けを借りることなく、維持存続できるようになること。そのための野生生物界と人間社会との共存のあり方をはっきりさせることです。
質問2:解決するために、具体的にどのような活動をされていますか?
野生生物とその世界の保全について悪影響を及ぼしている人間活動の阻止、保全活動に取り組んでいる人たちの支援と、世界中の多くの方々の理解と協力を得るための普及です。
質問3:活動の支援を希望する場合は、具体的にどのようなアクションを取れば良いですか?
私どもの活動を支持してくださるお心と、活動のための資金援助です。
質問4:活動の最近のニュースはありますか?
・東アフリカのアフリカゾウの保全活動に取り組んでいる現地の人たちの支援。資金援助。
個人的には保全活動に必要な軽飛行機を寄付しました。
・ペット化により絶滅の危機にあるスローロリスの保全をめぐり、日本国内で外国の研究者との協力でシンポジウムを開催しました。
・2008年12月に、これまでの研究の成果として『野生生物保全事典』を出版しました。
質問5:活動はいつ、どのようにスタートしたのですか?
1980年代に野生生物保全の基礎的理論的研究会からスタートし、21世紀に入って非営利事業団体としてのNPO法人として理論的研究にとどまらず、現地保全活動をしている人たちの支援、保全についての具体的な研究、普及活動というように、野生生物保全について総合的な活動を進めるようになりました。
質問6:活動をしていて今までで一番嬉しかったことは何ですか?
保全活動をめぐり国際的な連繋が形成され、国内においては学生など若者たちの野生生物保全の意識が高まっていること(ワイルドライフカレッジの開催、野生生物保全教育研究などを通じて)です。
質問7:活動をしていて今までで一番苦労したことは何ですか?
動物の個々の命をいとおしむ「愛護」と地球の野生生物の命を守る「保全」がつながっているにも関わらず、なかなかそのことを世の中の皆様に広められないことです。
質問8:尊敬する方はいらっしゃいますか? 尊敬する理由は?
東アフリカのPerez  Olindo博士。若くして渡米して、野生生物保全についての理論と方法を学び、帰国されてから政府の要職につきながら、困難の中アフリカの野生生物保全に取り組んでいらっしゃいます。
質問9:NPO の運営に参考となるWebサイト、雑誌、書籍、TV、イベントなどありましたら、お聞かせください。
1、JWCSのサイトhttp://www.jwcs.org/
2、JWCS 理論研究会の10年の成果が一冊の本に!
6月14日(日)09年『野生生物保全事典』出版記念講演会 開催
野生生物保全論研究会(JWCS) 編 緑風出版  税込2520円
  野生生物保全とはどのような人間行為か、ということを基本的な課題を明らかにし、 それが野生生物保全の実践につながることを念じて事典という形をとっています。
筆者(安藤元一、岩田好宏、浦本昌紀、小原秀雄、川那部浩哉、坂元雅行、 羽山伸一、本谷勲、森川純、山極寿一)*ご購入は書店でお願いします。
3、09年10月11月にワイルドライフカレッジ開催
  4、夏休み、神戸にてパネル展開催準備中です。
5、12月エコプロダクツ2009出展予定
質問10:10年後の展望をお聞かせください。
世界各地で野生生物保全に取り組んでいる人たちと日本のNGOとの連携が密になり、野生生物保全についてact locally , think globallyが真の意味で確立することです。